2018年11月8日に開催いたしました「市議会議員の意見を聞く会」
6名の議員の方に登壇していただき、意見を述べていただきました。
その発言を書き起こした記事は前回掲載しております。
今回は登壇者6名以外の議員の皆様の意見を頂戴しておりますので、そちらを掲載せていただきます。
多くの議員の皆様の意見を参考にしながら、市民の皆様には11月18日の住民投票へ足を運んでいただければと思っております。
前田えり子議員
市名変更については、わたしはあえて賛成、反対の立場をとりません。なによりも市民の合意と納得が必要だと考えています。その点で住民の総意が反映する住民投票が望ましいと考えてきました。
市ではプロジェクトチームを組んで調査を実施し、議会では、調査特別委員会を設置して調査し、その結果は市民のみなさんにもお示ししているところです。
また、市民の中でも関心が深く「賛成」「反対」「どちらでもよい」など、各々の立場や生い立ち、居住する環境などで考えが違い、意見が分かれています。市民の中で意見がわかれる「市名変更」という問題は、一方的に決めるものではありません。
「市名は自分たちで決めたい」という強い願いのもとに、住民投票が決まった今、その結果を尊重したいと思っています。住民投票の成功のために、市民のみなさんと力を合わせます。
奥土居帥心議員
市民の投票が正しい答えです。
1人1人アイデンティティは侵すことはできませんので。
河南克典議員
意見なし。
会派 公明党 隅田雅春議員 園田依子議員
当日は県本部大会がありますので出席できません。市名変更については、色々と資料も出ていますので、各人が、自分で考え、又友人と相談をして結論を出すものと考えます。
この場での、議員の態度表明は遠慮させて頂きます。
國里修久議員
市に対し「丹波篠山市」への市名変更の要望があってから市民への問題提起、論点の整理、調査の実施と公表を、今までに市民へ伝えてきました。市議会としても市名変更並びに地域ブランド振興調査特別委員会を立ち上げ、調査結果も公表されているところです。
今回「市議会議員の意見を聞く会」で若い世代の投票率を向上させ住民投票が成立することを目的に私達の意見を聞くということですが、住民投票の告示を目前に控えた時期に賛成、反対の意見を発表することで、市議として賛成、反対への誘導をすることは控えて、市の広報、市議会からの調査結果を参考にそれぞれの方が判断されるべきと考えます。
森本富夫議員
全国市議会議長会理事会、評議会出席のため失礼を致します。
篠山青年会議所の皆様におかれましては、住民投票成立に向けてのご尽力に敬意と感謝を申し上げます。
現職の議長でありますので、議長就任前の3月定例議会におけます会派(青藍会)を代表しての一般質問にもとづき意見を述べさせていただきます。
今、篠山市の抱える一番の課題は市名変更問題である。議会においても真摯に積極的に調査を行なっており、将来の篠山市民のための最善の方策について、勇気を持って最終判断に挑みたい。
昨年2月に変更を求める要望書が出されて以後、市民の間でも様々な議論がなされており、非常に高い関心が示されています。しかしながら、これ以上議論が長引くことにより市政発展に悪影響を及ぼすことを危惧しており、今回の住民投票による最終解決が必要と考えます。
長い歴史のなかで、先人が築き上げていただいた「丹波篠山」は、どこにも負けない農都篠山の大きな地域ブランドであります。この地に住む私達のアイデンティティーでもあり大きな誇りであります。
その「丹波篠山」を積極的に活かし、地域創生の大きな柱として次の世代に引き継ぐべきと考えます。
足立義則議員
賛成。
要望を受け、調査研究し、検討した結果。
小畠政行議員
「青年会議所・市議会議員の意見を聞く会」御中
今回の「市議会議員の意見を聞く会」の開催日は私個人の議会報告会と重なり欠席させていただきます。
「丹波篠山市」に市名変更して更なる知名度アップとブランド強化のためにも市名変更が必要です。
丹波市と丹波篠山市との混乱や誤解を防ぐ施策も重要になってきますが、その第一歩目が市名変更と考えます。
また、市名変更での経済効果により、多様な業種に良い影響をもたらすことで篠山市の税収も増え、その結果一般市民の方々にも公益となると考えます。篠山市市議会議員 こばたけ政行
向井千尋議員
ご案内頂きました貴団体の「市議会議員の意見を聞く会」に出席できず、大変申し訳ありません。書面で、私の意見を述べさせて頂きますことをご了承ください。
当日の会合のご盛会をお祈りいたします。
「丹波篠山市」への市名変更については、賛成します。
但し、住民投票の結果については、尊重すべきだと考えます。
議会特別調査委員会で行ってきた調査研究の結果も公表されている通り、現在「丹波篠山」を示す場所があいまいになっており、原産地表示においても、消費者に誤認を与えない方法を指導されている現状があり、「丹波篠山」を市名とすることは効果的だと考えます。
市民の中には「賛成」「反対」「どちらでも良い」との意見がありますが、未だ「どちらでも良い」という意見が多く聞かれます。
その理由として、近年の「丹波篠山」は「日本遺産のまち」「ユネスコ創造都市加盟」などの高い評価を国内外からうけていますが、市民レベルでの評価に対する「豊かさ」の実感が乏しいのではないかと考えます。
私は、世界的に評価を受ける「丹波篠山」にふさわしく、市民ひとりひとりがその豊かさを実感できるまちづくりや福祉施策を推進していくことが必要であると考えます。
栗山泰三
欠席いたします。
他の会合に出席の為。
私が主催する会合です。
遅くなりすいません。
氏名変更に賛成です。丹波市が誕生し、数年が経過して混乱が生じてきました。
「丹波篠山」が篠山市なのか、丹波市なのか分からない状況状況であります。
黒豆や栗などの農産物については、「丹波市が本場だ」と解釈する場面がでてきています。
その為、篠山市のものは、ニセものといわれています。この混乱をなくすためには、県の指導の通り、市名を丹波篠山市に変更して行政区域を明確にする必要があります。
今、住民投票が成立しました。この市民の意見は誠に尊いものです。この前10月9日、丹波市と篠山市合同議員研修会がありました。講師の近畿大学教授(まちづくり系専攻)、久隆浩さんは、今回の住民投票について言及されました。住民投票する前に市民みずから、十分議論し考慮する必要がある。その部分を懸念する。というお話がありました。私も、今ではなく、やはり将来を見据えた5年、10年、20年先を考えた判断が大切だと考えます。
今回、JCさんのこの企画はマトをえたものだと思います。市民にこの企画の内容を伝えて、判断材料にしてほしいと思います。
今回のチャンスを逃すともう、次はないです。