
第56代理事長
小島 一晃
2025年度スローガン

2025年度理事長所信
~はじめに~
丹波篠山青年会議所は 1970 年に篠山青年会議所として創立されました。そして、2019年に篠山市から丹波篠山市への市名変更に合わせ丹波篠山青年会議所と名称を改め、本年度まで 55 年間丹波篠山が明るい豊かなまちであり続けられるよう情熱と勇気と英知を持
って運動を続けてきました。
その丹波篠山青年会議所に私は、2020 年度に入会しました。それまで、家族と農業を営みながら地域交流をしていましたが、入会を機に私の世界は広がりました。なぜなら、自分一人だけでは、なし得なかった経験を通じ、新しい視野や多くの価値観を得ることができた
からです。それらの経験は、今の私の財産になっています。その財産を与えてくれたのは、たくさんの人との出会いです。青年会議所の運動を展開していく中で、行政や地域の各諸団体、まちに住まう方々、諸先輩方、そして青年会議所のメンバーとして共に活動する仲間がいなければ決して手にすることはできませんでした。
このことから、明るい豊かなまちであり続けるよう運動をしていくには、一人だけの力で
は難しいと考えています。たくさんの人との出会いから多くのことを学び、つながりを築き、
さらに故郷を想う気持ちを一つにすることで、大きな力を生み出すことが重要であると確
信しています。
~仲間と共に歩める組織づくり~
青年会議所は 20 歳から 40 歳までの青年経済人によって構成されています。丹波篠山青年会議所は多様な業種、価値観、視野や発想を持ち合わせたメンバーが在籍しています。そのメンバーで委員会や理事会といった会議の中で何度も協議を重ねることで、私たちの展開する運動を構築しています。より良い運動を展開していくには、特色あるメンバーが同じ目的、想いを持って歩んでいける組織づくりをしなければなりません。もちろん、すでにメンバーは故郷をより良くしていきたい想いや目的を持った仲間です。さらに結束を強固にするためには、組織内のつながりを構築しなければなりません。
そのためには、委員会の縦のつながりだけでなく、各委員会を飛び越えた横のつながりを意識した組織運営をする必要があります。そうすることで、各委員会の資料提出や配信が順調に進み、青年会議所の本分である理事会が十分に機能し、より良い運動を展開することに繋がります。また、各委員会が担当する例会をホームページや SNSを通じて、適切な時期、内容で発信できるようになります。このように各委員会の足並みを揃えることで、共に歩める組織づくりを目指していきましょう。
~郷土愛と思い出を~
私たちの活動する丹波篠山は、食の豊かさ、歴史や伝統にあふれたまちとして認知され年間 240 万人もの観光客が訪れるまちです。丹波篠山は現在に至るまで、市民の方々や行政、地域の各諸団体、丹波篠山らしさを愛してくれる皆さまが、昔ながらの田園風景や里山、歴史、伝統を守り受け継いでこられたことはもちろんですが、篠山盆地特有の気候や環境の中で、共生する豊かな動植物も大きな魅力となっています。私は、幼いころから野山や川といった自然の中でたくさんの命に触れ、また、友人たちと青春時代を送り、祖父母が作るお米や野菜を食べながら生活を送ってきました。そして、就職のために一度故郷から離れることになりましたが、現在の社業を始めるのを機に U ターンし、故郷である丹波篠山で過ごしながら、丹波篠山青年会議所の仲間たちとこのまちが明るい豊かなまちであり続けられるよう運動しています。
丹波篠山は食や自然、歴史や伝統が魅力となっているまちですが、その一方で少子化問題、人口減少、人口流出による担い手不足の問題、農作物の獣害問題、その他にも多くの地域課題があります。このような課題は時間の経過とともに無くなるわけではありません。課題を解決するには、一人の力だけでは達成することはできません。そのためには、まちに関心を持つ人を増やさなくてはなりません。
私は、人がまちに関心を持つきっかけは、郷土愛や丹波篠山の魅力を感じてもらうことであると考えます。そのためには、未来の担い手である青少年が丹波篠山らしい体験や、たくさんの人と触れ合うことで多くの経験をしながら、人格形成をしていく中で貴重な期間をこのまちで過ごした思い出をつくることが重要と考えます。食や自然、歴史や伝統、まちに住まう人の温かさを体感し、たくさんの人と関わり合いながら、丹波篠山らしさを発見し、郷土愛を育みながら思い出を創造することで、まちに関心を持つことができるような運動をしていきましょう。
~本気の仲間づくり~
明るい豊かなまちであり続けることは容易なことではありません。メンバー間で本気でまちづくりを目指せる関係性を構築する必要があります。さらに私たちとまちづくりをしたいと思ってくれる新たな同志を集めることや、まちづくりに関心のある方々と交流の場を設けることで、積極的にたくさんの人と関わっていきましょう。
私たちは、利害関係もなく年齢も性格も価値観もメンバーそれぞれ違いますが、友人、知人ではなく一緒にまちづくりをしていく仲間であると実感しています。まず、仲間を増やしていくにはたくさんの人と出会うことが大切です。私は人との出会いは新たな出会いを呼び込むと信じています。そして、活動や運動を通して苦楽を共にしながら、メンバーの新たな一面や発想に触れ、互いに切磋琢磨することで信頼関係を構築し仲間としての絆が深まります。さらにたくさんの人と交流し語り合い、切磋琢磨しながら本気の仲間づくりをしていきましょう。
~結びに~
私は、丹波篠山青年会議所に入会することで多くの仲間や地域とのつながりを得ることができました。その中での経験や仲間はこれからも失われることのない私の宝物です。
人との出会いは人間を成長させ、また一人ひとりの力がまちづくりという同じ想い、目的で合わさることで大きな力になります。そして、仲間と過ごした時間や経験は自分自身の財産になるだけでなく、丹波篠山にとっても財産となるのです。
丹波篠山の未来が明るい豊かなまちであり続けられるよう、共に歩んで行きましょう。
基本方針
一、仲間と共に歩む組織づくり
一、丹波篠山らしい社会開発
一、思い出にのこる青少年育成
一、切磋琢磨し合える本気の仲間づくり